あらすじ
金は腐るほどある病院経営会社の社長だが孤独なエドワード・カーター。
貧乏だが家族に愛される自動車整備士のカーター・チェンバーズ。
病室で偶然にも同室になった2人は全く違う人生を歩んできた。
エドワードは一代で10億ドルを稼ぐ大社長。見舞いに来るのは秘書だけの仕事と結婚したような男。
一方カーターは家族のために哲学者になる夢を諦めた自動車整備士。知識が豊富で常に家族が見舞いに来て、愛される祖父でもある男。
唯一とも言える共通点は末期ガンで余命があとわずかと言うことだけ。
ある日カーターが書いていた死ぬまでにやりたいことリストをエドワードが見つける。
それならもっと過激なことをしてしまおうと2人は旅に出るのだった。
ここが良かった!
フルスピードで駆け抜けてった映画でしたね!
すごく濃密な1時間半であっという間でした!
二人の演技がすごくよくて、すぐ見入ってしまいました
あと多分秘書のトミーの存在がいい意味で外しになってるかなと思います
この映画のラスト15分はベタな流れなんですが感動の波がすごいです!
カーターの生き方もエドワードの生き方もどっちがいいとかじゃないですよね。
僕自身はエドワードの生き方が好きです。
いい意味でも悪い意味でも自由なんですよ。
でもそのためには失うものはたくさんある。
自分自身はいいとしても振り回される家族の心配とか考えると大変ですよね。
でも常に前向きで死ぬまでできることをしっかりやろうとする。
そんな姿勢はすごくカッコよくてハッとさせられました。
だから一代で10億ドルも稼げる大社長になるんだろうな。。。
もしかしたら、お金がないとこんな旅はできないでしょって言う人がいると思うけどそこじゃないと思うんですよ!
そこは声を大にして言いたい!笑
そんなことを伝える映画じゃないんだと
結局は最後の方に怒涛に回収していったリスト達
それが人生において一番大事なんじゃないかなと思います
それが綺麗に映画では描かれていて、観ていて心打たれましたね
印象に残ったシーン
ありすぎてかけませんね・・・。笑
強いて言うならば奥さんの
夫が死ぬ覚悟はできています。でも生きているうちに失うのはイヤ。
看護師としてたくさんの人を看取ってきた奥様。
自分が奥様の立場ならば、家族と出かけるならまだしもついさっき知り合ったばかりの人と癌治療を諦めて旅に出るなんて言われたらどんな想いなんだろうと思いました。
そして旅立つ前のシーンの夫婦二人の会話には自分の時間が欲しいと言ったカーターの気持ちがすごくわかるんですよね。
おい、やめろ!僕の心がやられる!と思いましたもん。笑
それとエベレストの話を聞くシーンもすごく素敵でした
バーで隣に座った女性にエベレストの話を聞くカーター
もうね、目がキラキラしてるんですよ。少年の眼。
話の流れがそっち方向に進んできて目の色が暗くなるカーター。
女性から見たらすごい素敵な断り方だと思います。
僕も将来そう言う場面があったら使おっと(絶対ない)
結果的には意地悪なエドワードの優しさで奥様への愛情を取り戻すんですよね。
この時のカーターのソワソワした感じよ!笑
もう66歳ですよ!?奥様もノリノリだし、微笑ましいとともに僕までドキドキしてしまいました。笑
66歳の老夫婦にドキドキさせられました。笑
そっからのラストのリストの回収が王道でベタなんだけど凄くいい。
わかってても泣いちゃいますもん。涙が溢れてきました。うちのテレビ画質悪いぞ!?笑
ほかにはマスタングで暴走するカーターや、ピラミッドでのやりとりなんかも印象深いです。
この辺りは僕の陳腐な言葉では表せないので実際に鑑賞して感じて欲しいと思います!
じゃあ最後にこれだけ。ラストは違法です。
こんな人に勧めます!!
やりたいことがあるけど迷ってる人
人生を謳歌したい人
旅したい人
逆にやりたいことがない人
勇気をもらえる映画で
正直気が滅入りすぎてる人以外は万人に勧められる名作だと思います!!
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