例外なく表舞台に立てる人は
「ものすごい努力」をしているんだなー
と改めて痛感した一冊(笑)
僕はテレビっ子で夜のゴールデンタイムといえば「はねるのトびら」を見ていました。
そりゃもう面白かったです(笑)
この本の「はじめに」の部分を読んだだけで
西野亮廣やっぱりずば抜けてすごいことをしているなと感じました。
人を笑わせるだけでも大変なのに、
その笑わせるネタを月に20本も書いて舞台で披露していたそうです。
活動休止中も先輩の芸を盗むためにずっとテレビを見ていたそうです。
そんな努力がすんごい西野亮廣の「新世界」は『お金』『個人』『信用』について書かれています。
また先日書いた「ほんやのポンチョ」に関する内容も実話として書かれています。
概要
第一章:「貯信」をすべき時代
「貯信」とは読んで字のごとく「信用を貯めること」という造語です。
そしてこの章では「お金=信用」と位置づけ、
「信用を稼ぐこと」の重要性について説いています。
西野亮廣が行った貯信の例を挙げると、ハロウィンの後の街のゴミ拾いなどがあります。
身近な例をあげるとクレジットカードなどです。
「信用がある」から自分の手持ちの以上の金額が使えるからです。
最近話題のクラウドファンディングについても「信用を換金する装置」と表現し、
「貯信」が重要性を前面に押し出しています。
そして大きくこう書かれています
ブランドになれ!
と。
「信用のおけるその人というブランドを作れ!」ということでしょうか。
西野亮廣の考えるこの先の未来の生き方が提唱されています。
また、お金の話をしないと有名な日本人への「これからお金とどう向き合うか」というメッセージが冒頭で書かれています。
第二章:オンラインサロンという働き方の提唱
西野亮廣は
ブランドになれ!
と提唱しています。
ブランドになるということは「信用してもらう」ことで成り立ちます。
全く知らない人の話を聞きなさいと言われるよりも、「この人が言うんだから聞こうかな」という考えが根底にあるのでしょう。
オンラインサロンをしている人の例を挙げると「ホリエモン」こと堀江貴文が挙げられます。
堀江貴文は「株式会社ライブドア」で一世風靡した起業家です。
そんなすごい人の話なら聞いてみようといった形でオンラインサロンには多くの人が集まります。
西野亮廣が提唱していることはまさしくこのことです。
「この人というブランド」でなければオンラインサロンは成り立ちません。
個人として有名になることが前提になりますね。
第三章:新世界
この章では西野亮廣が「現在進行形で感じていること」をまとめた章になります。
「時間」「お金」「言葉」について書かれており、興味深い話がいっぱいです。
お金は製造された瞬間ではなく、
みんなが価値を感じた瞬間に生まれる
この言葉からこの本全体での考えが読み取れるのではないでしょうか。
それはお金でなくても「言葉」や「時間」にみんなが価値を感じた瞬間に、
それらはお金という尺度で計られるのでしょう。
雑記のようですが興味深いなあと感じました。
感想
多くの人が「はねとび」を見ていたと思います。
その中心で場を仕切っていた西野亮廣も多くの人が知っていると思います。
堀江貴文と西野亮廣の共通点は
というところだと思います。
「出る杭は打たれる」といった表現を本の中でも書かれていますが、
そんな彼らが這い上がって今があることを見れば、
「まだ非難される立場でもないのに、全然努力が足りないなあ」
なんて考えてしまいます(笑)
youtuberなどが世界的に有名になっている今、
やはり個人で有名になる努力はこれからも欠かせないでしょう。
こんなひとにおすすめ!
やりたいことが見つからない人
モチベーションを上げたい人
将来を見据えて行動したい人
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