【 追記 】
今日(6/10)に麻生大臣が報告書を受け取らないと会見をしたそうです。
暗に認めてしまうような行動でもあり、今後の将来がますます不安視されるところですね。。。
こんにちはbaamです。
「人生100年時代」なんて言われる世の中ですが、先日(6/3)に金融庁から
「金融審議会 市場ワーキング・グループ報告書 」というものが公開されました。
その報告書の要点だけさらっと押さえておきましょうという趣旨の記事です(笑)
僕自身20代折り返して来たので不確定な時代を生き抜くために皆さんで考えていきましょう!

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人生100年時代における「必要な資金」
現在 60 歳の人の約4分の1が 95 歳まで生きるという試算もあり、
まさに「人生100 年時代」を迎えようとしていることが統計からも確認できる。
100歳のご老人も多数いらっしゃるこのご時世では珍しいことではないでしょう。
そして報告書の本題はここからです。
超読みにくいし、分かりづらいです。
寿命に関連して、「健康寿命」という概念があるが、この健康寿命は、 男性で約72歳、女性で約75歳である。平均寿命から考えると9~12年は、 就労が困難など、日常生活に何らかの制限が加わる形で生活を送る可能性がある。日常生活に制限が加わるということは、金融面でいえば、就労の困難化に伴う収入の減少や、介護費用など特別の費用がかかることによる 支出の増大といった家計の影響のほか、金融機関の窓口へ出向くことが困難になるなど円滑な金融サービスの利用にも支障が出るようになることから、この健康寿命と平均寿命の差を縮めていくことが重要である。
この文章で指摘されていることは
「健康寿命を延ばし、生活に必要な金銭面の工面を自分で補うことができるように努力しましょう」ということです。
老後の生活においては年金などの収入で足らざる部分は、当然保有する金融資産から取り崩していくこととなる。65 歳時点における金融資産の平均保有状況は、夫婦世帯、単身男性、単身女性のそれぞれで、 2,252 万円、1,552 万円、1,506 万円となっている。なお、住宅ローン等の負債を抱えている者もおり、そうした場合はネットの金融資産で見ることが、重要である。収入と支出の差である不足額約5万円が毎月発生する場合には、20 年で約 1,300 万円、30 年で約 2,000 万円の取崩しが必要になる。
ここがメインだと思います。
報告書には「老後の夫婦一ヶ月の生活費は約27万円」という試算が出されており、
「年金受給額と合わせた収入が22万円以下の夫婦は、定年退職後90歳まで生活していくことを考えた場合、最低でも2000万円の貯蓄が必要ですよ。」
ということになります。
この金額はあくまで平均の不足額から導きだしたものであり、不足額は各々の収入・支出の状況やライフスタイル等によって大きく異なる。当然不足しない場合もありうるが、これまでより長く生きる以上、いずれにせよ今までより多くのお金が必要となり、長く生きることに応じて資産寿命を延ばすことが必要になってくるものと考えられる。
そしてここで出て来た「資産寿命」は単純に
「足りないお金を増やす金融サービスを利用しましょう。」ということです。
iDeCo・NISAの推奨
ライフステージを通じた長期の資産形成における長期・積立・分散投資の有効性についてはこれまで述べてきたとおりであるが、こうした長期に亘る資産形成を支援する制度として、税制面で一定の優遇が行われている「つみたてNISA」と「iDeCo」がある。
報告書には定年退職後、不足額を補う方法として
「若い年代から積み立て投資をしましょう。」という方法を推奨しています。
若年層を中心として、少額からの長期・積立・分散投資を行う層が拡大しつつあるが、つみたて NISA などの関連制度がより幅広く活用されるためには、金融リテラシーの向上に向けた取組みも重要である。これまでも金融庁や金融広報中央委員会(事務局:日本銀行内)、業界団体などが、学校や職場、自治体などの場で、金融リテラシー向上に向けた授業やセミナーなどを活発に開催してきたところであり、その中でも資産形成については取り扱われてきたが、長寿化の進展等の環境変化を踏まえ、より一層取組みを工夫・強化していくべきである。
この文章は
「金融についてしっかりと教育・勉強をしましょう。」ということが書かれています。
まとめ「2000万円じゃ足りない!」
- 老後夫婦で必要な一ヶ月の生活費27万円×30年=9720万円
- 若い世代から積み立て投資などの年金+αを考えておきなさい。
90歳まで暮らしていくために夫婦で約1億円が必要になります。
かなりの額になりますね。
年金は今後払い損になる世代になっていくのですが、
年金に頼りきらないようにしてくださいと金融庁から正式に通達されたことのなります。
この2点を考慮し、我々は生活していかなければならないのですね。。。
年金について
年金は我々払い損の世代になります。これはもう確実でしょう。
しかし、年金を払うこと自体に意味はあります。年金は「GPIF」と呼ばれる公的資金として投資がされています。
つまり、今後増えていく可能性もあり、日本の会社の株式の下支えにもなっています。
日本の会社のために年金で下支えしていると考えた方が賢明でしょう。
先行き不透明な時代で、そろそろリーマンショックに続く不況が懸念されていますが、今できることはやらなきゃですね。
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