2chを作り、現在フランスで生活されているひろゆき。
彼がメディアに出続けられている一つの要因は
突飛もないと思えるような予想やアイディアを繰り出すから
だと僕は思っています。
彼のニコニコでの配信がYouTubeに名言として挙げられるのも、
論理的な思考に基づいた自身の考えを堂々と話しているからだと思います。
そんなひろゆきの本のタイトル「このままだと日本に未来はないよね。」
実際、だれもが日本の未来を不安を抱いているのではないでしょうか。
その不安を一気に論理的に追い詰めてくるひろゆきの本です。
こんな書き方をすると「事実だから仕方ないじゃん」って一蹴されるはずです(笑)
目次
これを読んで日本を何とかしなければ!!
第一章:「予測」するためには情報収集。一番面白いのは思考パターンの違う人
第一章ではひろゆきの的中させた「予言」と「未来予測のコツ」が書かれています。
未来予測に関しては、ひとつ「経済合理性」について書かれています。
この経済合理性という言葉の説明はありませんでしたが、
おそらく「進歩していく未来に適合していくための道理にかなっているか」がだと思います。
しかし、この考え方には「時間」という概念が入るため、
長期的に実現はするが、いつかはわからないといった点もあることを指摘しています。
そんな中でひろゆきは面白いという理由で
思考パターンの違う人の意見を見ることを意識している
そうです。
「なぜこう考えるんだろう」という発見を得ることができるから
だそうです。
第二章:10年後のオワコン日本:キャッシュレス、AIテクノロジー、お金、ロボット
まだ”オワコン”って使うんですね(笑)
この章ではひろゆきが「日本の未来を予測」として書いています。
僕はすでにキャッシュレスになっていますが、やはり日本は世界的にみると遅いそうですね。
そして今後、日本企業に大きな期待はできないそうです。
賢い人材は海外へ行ってしまうという予測が書かれています。
この章で気になったのは
スマホが近い将来に網膜投影型になるという予測でした。
個人的に興味ありますね(笑)
第三章:トランプ大統領と北朝鮮に共通するもの
この章では「世界の未来を予測」しています。
ここでのキーワードは
「俺たちさえよければそれでいい」
です。
現にトランプ大統領や、北朝鮮なんかも自分の国のことを第一に考えています。
このキーワードがから導き出されるのが「第三次世界大戦である」と書いてあります。
「俺たちのこと」だけ考えている国家が増え、戦争になると危惧しています。
第四章:「ベーシックインカム」とか解決策とか
第四章ではひろゆきが
そんな日本をよくする解決策を提案しています。
少子化、移民の受け入れ、貧困や
ひろゆきの提唱する「ベーシックインカム」について
独自の解決策を提案しています。
第五章:未来は自分で作れ!!
第五章では個人にフォーカスを当て、
どのように今後生きていくべきかを提案しています。
プログラミングについての記述や、人と比べずに生きていくことの有効性などが書かれています。
感想
ひろゆきの予測は突飛なものが多いイメージでしたが、
本書の中にある「時間的要因」を考慮すれば納得がいきます。
ということはまた戦争でも起きるのでしょうか…
2chを作ったひろゆきだからこそプログラミングについては詳しく書いてあるのかな?と思いきや
うまいことやってんだなーといった感想です(笑)
まさに「ひろゆき語録」を集めたような内容でした!
こんなひとにおすすめ!!
未来に興味がある人
論理的な考えを理解したい人
日本の現状を理解したい人
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