この人は借金大学生からホストオーナー大学生、そして起業し社長になった33歳
「桑田龍征」という男の話です。
また変な男が出て来たなあ(笑)
と思って読んでみたらめっちゃ面白いです(笑)
中でも第四章の言葉にできなきゃ意味がないという章では考えさせられることが多いです。
モチベーションアップにもつながると思いますので、是非手に取って読んでみてほしいです!
第一章:お金の本質
この章では桑田龍征の子どもの頃からのストーリーが書かれています。
小さい頃からお金を自分で稼いで欲しいものが買いたい!
と考えていたそうです。
そんなストーリーで教訓を得たのは高校生の時でした。
この高校生時代に得た経験から導かれた教訓には僕も共感しました。
何かを得るためには、何か犠牲を払わなければならない
勝って兜の緒を締めよ
積み重ねと継続。積み重ねることは難しく、失うのはあっという間
不安定こそ安定。現状維持は下降線。
とてもいい言葉なので引用して書き残しておきます。
第二章:ホストクラブというところ
第二章ではホスト時代のエピソードや、歌舞伎町で気を付けていること、ホストに来るお客や契約形態など、ホストにかかわる様々なことが書かれています。
僕の友達にもホストに通っていた女性がいるのである程度のお話は聞いてはおりましたが、
この本にも書かれている通り、「上には上がいるなあ(笑)」といった感想です(笑)
この章だけでも知的好奇心のある方は読んで面白いと感じてくれるでしょう。
また、モテる方法など実践的な内容も書いてあります。
第三章:ホストクラブから得た人付き合いと部下の育て方
この章ではホストクラブで培ったマネジメントについて書かれています。
多くは社外の「コーチング」専門の会社に委託するなどの内容ですが、
社内全体をコーチングするわけではありません。
「研修は出たい奴だけ出ればいい」
そうすれば自然淘汰されていくでしょうといった内容です。
自分を変えてたい人だけ出ることがこの社外コーチングでの最大の効力とも言えるでしょう。
第四章:積み重ねてきた言葉
この章では桑田龍征が発してきた言葉をまとめたものです。
たくさんあるので今の僕に必要だな、と思ったものだけ引用させていただきます(笑)
モチベーションは48時間で下がる。仕事をモチベーションでしてはいけない。内なる動機、習慣でやること。
汗を出せ。頭で考えているうちは行動していない。まずは行動すること。変わろうと思った時が変わる時だ。能力なきものは汗を流せ。能力あるものは世に知らしめろ。
覚悟が効率を上げる。どんな仕事をしていても成功するしないは別として、やるかやらないかの覚悟を決めるだけでその仕事効率は格段に違う。スピード感は勢いって言葉以上に重要。
感想
この本を読んでて思ったことは、「謙虚だな」と感じました。
本を書く人って結構自分正しいと思っている人が多い気がします。
著者である桑田龍征自身がまだ成長過程だからでしょうか、「勝って兜の緒を締めよ」といったイメージです。
まだまだ成長していかれるイメージが思い浮かびますね(笑)
こんなひとにおすすめ!
モチベーションを上げたい人
自分を変えていきたい人
ホストの世界を垣間見たい人
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